プロフィール

丹波てむる

MtGはカナスレとか色々。あとアイマス。
Twitterには向かない量と内容を書いていきます。


2022年12月19日 22:30

『マジックの日記とおすすめレシピ』2022年12月号

おはこんばんにちは。丹波です。

いきなりマジック関係ない話なんですが、電気暖炉を買いました。
寝室に暖房やエアコンがなくて、冷蔵庫みたいな寒さであまりにもしんどく……。

※別に広告リンクではないです


仕組み的にはファンヒーター。
小ぶりな見た目ながらパワーはあって結構暖かいです。《壌土のライオン》くらい。

独自技術で作られるバーチャルな炎も、冷えた心に染み入って中々オツなもの。
ぼけーっと眺めているとファンタジー世界に出てくるような暖炉を連想してちょっと楽しくなれます。

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煤の掃除だけ何とかなるなら欲しいよね、暖炉

憧れと残酷な現実の間を良い感じに取り持ってくれる商品。今年買った家電の中でもトップに良いものでした。
1位は食洗機。TierSは強い。

そんな感じでいろんなことを振り返る季節になってしまった。あっちゅーまでした本当に。

別記事の予定との都合で短めですが、2022年の最終号、ゴー!

※本記事中、特筆がなければカード画像は公式のカードギャラリーより引用しています。

ドミナリア・ドリーマー

『ドミナリア・リマスター』。略してドリマ。ちょっと伸ばすとドリーマー。

リスト出るの早くね……?って思ってたらもう次のスタンセットのプレビューも来るのね……

まぁ氷河期をもたらしかねない言葉遊びはともかく、夢見るインテットカラーのPWの私としては見逃せないエキスパンションになりました。
否、なってしまいました。次元は知りませんが頭の混乱は間違いなく起きています。

20年越しの夢が実現する瞬間に立ち会えるとは。

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トークンはこっちから→https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036566/

《暗影のボブキャット》、猫トークンとともに再録です!!

……「だからどうした」って人が多いでしょうから解説しますね。

現代では珍しくないトークンカード、これが一般化したのは2007年の基本セット『第10版』から。
1998年の『アングル―ド』でゴブリンなどのトークンが登場していましたが、その間はプレイヤーの自作などに委ねられていました。

そして《暗影のボブキャット》が登場した『アポカリプス』もその例に漏れません。早い話が黒の2/1の猫・クリーチャー・トークンのカードはこの世に公式で存在しなかったのです。
その不在期間たるや2001年6月とリマスター発売日から算出するに実に21年7か月。(算数合ってるよね?)

これでインベイジョン・ブロック構築でダークドメインを回すときにトークンの用意に困らなくて済むんですよ!!!!!
しかも本体も新絵に新フレーバーテキストという超好待遇!!!

……狭い需要だって?《集団監禁》でしばかれてぇのかこら!!!

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メイン最強、サイド後そこそこ

興味本位で飛び込んだインベイジョン・ブロック構築、今年1年を通していろんなところで妙な縁が繋がっていって驚くばかりなのですが、いったんさておきその他のラインナップにも目を向けてみましょう。

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く、熊人間!!!!!しかもオデッセイ版のイラスト!!!!!!
カナディアン・スレッショルドの前身、RUGスレッショルドを支えたスレショ三兄弟の一人!!!
タルモ買う金がなかったころに大真面目にレガシーで使っていた熊人間!!!!(※実話)


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タンカヴー!しかもボーダーレス獲得の大抜擢!
しれっとフレーバーテキストは旧版とシッセイつながり!!エモいね!!
つぶらな瞳に大きなお口で可愛いクリーチャー。

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《Mystic Remora》と《High Tide》、ついに日本語訳が!!!!
前者は27年7か月、後者はなんと28年2か月越し……四半世紀超えてんの……?
しかし満潮はともかく神秘的負荷はなんかスゴイ訳である。サメとフカを掛けてるんじゃないかという話はあったけれど、コバンザメはサメではないというややこしさ。


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お前らアンコモンなの!!???!?(初登場時はレア)
《火葬のゾンビ》と《ファイレクシアの憤怒鬼》が居るのでマシーンヘッドもどきもリミテで組めるし、《ジェラードの評決》と《吸収》でNo-Marもどきも組めちゃう。夢!!

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今回は基本土地も外せません。John Avon氏の……!しかもミラージュの……!
氏のマジックでの初仕事にして、世界を魅了した一枚、在りし日と同じ旧枠での再録!!ウッヒョー!!!



あ、挙げだしたらキリがない……!

ラインナップから過去のマスターズ臭もちょっとあって、TwitterのTLでは『エターナルマスターズ』を制作してWotCを去ったトム・ラピル氏が帰ってきたんじゃという声も。
……膝を打ったけれどそこですぐにトム・ラピルの名前が出てくる私のTLってなんだ……?

でも確かにエタマスっぽいですよね。《意志の力》とか《森の知恵》とか各種チューターの再録とかのラインナップが……。

……ただTL見てる感じだと、なんか大はしゃぎしてるのは私だけみたいな気持ちもしてくる……。
パックが若干お値段張るのに対する”塩分”についての言及もそうですが……エルダー・ドラゴン全員は居ないのかぁとか、FTにノリンは居るけれど本人はカードで入ってないんだねぇ……とかそういったあたりもちらほらと。

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ノリンに関しては個人的に『時のらせん』でやっと出てきたのを踏まえたニクい作り方だなぁとニヨニヨしちゃうんですが……とはいえ私も私でスレショ三兄弟の残りの《敏捷なマングース》と《巣立つドラゴン》居ないのかぁと口を尖らせなくもないんですよね。
なんか張飛だけポツンといる状態というか。残りどっちが劉備で関羽かは皆さんに判断を委ねます。

しかし「これ入れてほしかったなぁ~」というのがアレコレ出てくるのは、それだけドミナリアが長く語られ愛されている裏返しでもあったりするのかなぁと思ったりもするのです。
「えっこれセットで収録じゃないの!?」の裏に思い出のデッキ……あったりしません?私に聞かせて……(ウイスキーを差し出す)

ここはセットでしょ~っての、スレッショルドだと《野生の雑種犬》とか《行き詰まり》とか、例えばマシーン・ヘッド絡みで《暗黒の儀式》入らんかったのかなぁ~とか《燃え立つ死霊》はないんかーいとかも思ったりしてしまうところはありますよねぇ。
ダリチュー不在に対する驚きはリミテ青赤でストームが許容されてるが故の反動ってのも多分あるんですが。

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フリースペルと《High Tide》からストーム、ここだけMOの『Vintage Masters』っぽいけどこれは許されるんかーい!

ドミナリアって広い括りで再編したってなるとすごく良いラインナップで好きですよ私は。
というか、すげぇ数の関連セットあるのに1エキスパンションにまとめるのはそもそも無理だって!先にリマスターしてた『時のらせん』ですら厳密にはドミナリアの話なんですよ!?

ボックス買ってリミテで遊びたいけれど……TL見てると一番のネックは値段よりも一緒に盛り上がってくれそうな友達が……友達……

鬼の笑いを取りに行く

これもこれで来年の話。

1年の振り返り含めてはまた別途日記を付けようかと思ってるんですが、色々大会回ったりした内容を本シリーズにまとめていってる都合、こっちで書こうというエピソードがあって。

パイオニアの民ならば耳にしたことはあるかもしれない『Power House Club』というM:tGコミュニティ。
神奈川中心に活動されているのですが、所属メンバーがパイオニア中心にあちこちで成果を残しています。
※↓のTwitterでメンバーの戦績をRTされてます
https://mobile.twitter.com/powerhouseclub2


で、エリア予選で当たった中でここ所属の方がいらっしゃって、11月末の常滑で再会。
「どういう集団なのかなぁ」と個人的な興味もあって、世間話も交えながらインタビューじみた質問をしていたのですが。



「来ますか?」
「えっ?」



……なんというかな報告なのですが、気が付いたら末席を汚させていただくことになりました


半月はすでに過ぎましたが、これを書いている今も自分で何が起きたかよくわかっていません。
だって大して胸を張れる戦績は……ないぞ私……!(唯一出た日本選手権2018は7-6だし、GPはしょにぽんしかしたことない)
というか少し前に「週末プレイヤーに戻る」って言ってませんでしたか丹波さん!?


……とまぁ自分の中でも驚きや葛藤はあるのですが。

伸ばしていただいた手を思わず握り返したのは、なんだかんだ心のどこかで悔いがあったのかなぁと考えを巡らせています。

常滑の会場で、チャンピオンズカップファイナルのエリアを区切る柵に手を置きながら「自分もこの向こうに座れていた世界線があったのだろうか」と思わなかったと言えばウソになります。
まぁそんなものはなかったから今があるわけなのですが、結局それが大半を一人でアレコレやった限界ならば、誰かと一緒にマジックに取り組んでみたら今度はどこまで行けるのか……というのも未知数だなと。

で、1年ないしその手前の数年間続けてきてここに繋がっているのならば「辞めてしまって本当に良いのかなぁ……」という迷いもとみに生じていたところで。

あとはちょっと距離を置いてみたりして気が付いたのですが、私自分で思ってたよりも競技志向のマジックが好きだったみたいなんですよね。
カジュアルなマジックも好きだし、特に具体的なエピソードがあったわけではないんですけれども、ぼやっと《思案》するにそこに考えが至りました。

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ということで舌の根の乾かぬ内にですが、もうちょっとだけグラインダーごっこしてみることと相成りました。
これはあくまで私のエゴですが、コミュニティに混ぜていただくならば平均を下げるわけにはいかないなという気持ちもあり、腰は少し据えて取り組む所存。

ひとまずはチャンピオンズカップ、サイクル3。今度こそファイナルにはいきたいし。

まぁさすがに毎週末鼻から流血してたのは異常事態だったので、その向き合い方も考えつつになるのですけれど。他にやりたいことがいっぱいなのも事実だしね。
ざっくり来年の前半はサイクル3、後半はTLS予選みたいな感じで絞って追いかけようかなぁと。

……手のひらクルフィックスっぷりに鬼は笑うし去年の私は顎外れるんじゃないかな。



この半月、なんとなしにジェラード・ファビアーノ氏の言葉をずっとリフレインしています

下世話な話だとサイクル3のプロモが《神秘の論争》とか《瞬唱の魔道士》だから結構気になってはいたんですよね。私は絶対使うカードだしイラストは良いし。ホシイ。



……あ、あれ?予選は1月から開始って書いてある……!?
執筆時点じゃフォーマットすらわかってないけれども意外とその時は近かった。明日はどっちだ!?


今月のおすすめ記事

・JPA93の「ティムールマークタイド」デッキガイド
https://article.hareruyamtg.com/article/66774/
全レガシーRUGの民!!きたぞきたぞきたぞ!!!
記事中の見解のほとんどに同意できて激しくうなずきながら読んでいました。首もげたのでボンドでくっつけておきました。

・MTGで使えるクソダジャレ集
https://note.com/okashi_daisuki/n/n21ccf73af0d8
丹波はこういうのに弱い。
年末年始、暖房の効きすぎた部屋を丁度よい気温にするのにいかがかしら?

・「相手が下手すぎて負けた」について―ワーストに見える選択がベストになるとき
https://note.com/maddogmtg/n/n0f880d3081b1
かいつまむと読み合いをどこで切り上げるかとかその辺りの話。
副読本?というかとしてこちらもオススメ。結構面白いですヨ。

あとは記事ではないですが、日本公式から始まった動画シリーズが結構良くてワクワクしてます。



マジック環境ラボとかもそうですが、動画コンテンツに力入ってますねー。良い。

今月のおすすめレシピ

年末だしねぇ……というレシピをこさえてみたので書いてみます。

台湾風月見そば
具材
・そば:一人前(乾麺でよし)
・卵:1個

調味料
・めんつゆ:パッケージ記載で希釈して1人前
・ごま油:大さじ1

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  1. そばを茹でます。茹でたら丼に盛っておきます。
  2. そばを茹でた片手鍋で構わないので、ゆで汁を捨てたら(or蕎麦湯として取っておく)水気をしっかりキッチンペーパーでふき取って、ごま油を引いて中火で加熱します。ここ水気のふき取りをサボると水が破裂→油が爆発で大変なことになるのでちゃんと拭いてください。最悪までいくと家燃える仕組みやで。
  3. 油が温まったら卵を割って投入。そのまま中火で目玉焼きを作ります。片面両面は問いませんが、ひっくり返すのがめんどいので片面焼きにしてます。分量外の少量の水を入れたら即座に蓋をして蒸し焼き。これで表面に火を通します。
  4. 卵の表面が固まったら規定量に希釈しためんつゆを入れます。分量は概ね200~300mlかな。ひと煮立ちするまで加熱します。
  5. 煮立ったら火を止めて、丼に少しずつつゆを入れていきます。この時卵が丼に入らないようにしつつ、めんに少しずつつゆを掛けながら箸でほぐしていくと良い感じです。
  6. お好みの薬味を追加。別に煮立ったり目玉焼き作る工程でネギいれたりとか、タイミングもそれぞれでOKです。
だいーぶ前にTwitterで見かけたスープがあって、これなんかに転用できるんじゃね?と思い至ったのが発端。


このスープ自体がそもそもかなりおすすめなのですが、うどんとか入れてみたりアレンジも嗜んでおりました。
で、今回年末だしなぁってことでお蕎麦にした次第です。
……あ!なので蕎麦アレルギーの人はうどんにしても全然成立します。
めんどくさくてちゃんと試してないけれど、うどんの場合は塩だれ風味にしちゃうのも美味しいと思うよ。

元のレシピに沿うようにショウガとかニンニクとかちょっと絞ってみてもよさそうですが、めんつゆも相まってパンチのある味なので七味とか山椒でさっぱりさせる方が個人的には好みです。
写真は七味と、キッチンにあった乾燥わけぎをパラパラと。

おわりに

といったあたりで今月号も終了。

本ブログでの年内更新はまだもうちょっと入れる予定です。
今年の振り返り以外にも、常滑の旅行記とかレガシーのRUGの近況とかEDHとかネタはあるものの……年末進行と季節性のふがふが(“ウィルス性ではない”とだけ!)でちょっと筆が動かせず。ぐおお。

この記事ももう少し早く上がる予定だったのですが、ままなりませぬ。強さが欲しい。

ではまたどこかで&よい年末年始を!

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